事業資金調達の方法は、以下のようなものがあります。
- 日本政策金融公庫からの借入・・・創業期や赤字事業でも融資を受けられる
- 銀行からの借入・・・低金利で安定的な資金調達が可能
- ノンバンクからの借入・・・審査が早く、即日融資も可能
- 制度融資の利用・・・国や地方自治体が保証するため、低金利で借りられる
- 補助金・助成金を利用・・・返済不要で経費を補填してもらえる
- 小規模企業共済の貸付制度・・・加入者に対して低金利で貸付を行う
- ベンチャーキャピタル・個人投資家からの出資・・・高額な資金調達が可能で、ノウハウや人脈も得られる
- 資産を現金化する方法・・・売上債権や在庫などを担保にして現金化する
- クラウドファンディング・・・インターネット上で多数の支援者から小額ずつ集める
これらは一例ですので、自分の事業やニーズに合った方法を選ぶことが重要です。
ファクタリングはお金を借りずに事業資金調達を早くできる
8つ目の「資産を現金化する方法」については、ファクタリングと呼ばれています。
ファクタリングとは、企業が売掛債権をファクタリング会社に売却し、即時に資金を得る方法です。
ファクタリング会社は、売掛債権の回収や管理を行い、手数料を得ます。ファクタリングは、資金繰りの改善や与信管理の負担軽減などのメリットがあります。
信用情報機関の照会による審査をしない金融機関が多いので、借入残高等の影響がなく、売上債権をメインにして資金調達できるため、事業資金調達の可能性は非常に高いといえます。
ファクタリングの手数料について
ファクタリングの手数料は、ファクタリングの種類や売掛債権の金額や信用度によって異なりますが、一般的には以下のような相場になっています。
・2社間ファクタリング:10~30%
・3社間ファクタリング:1~10%
ただし、手数料が高すぎると資金繰りが悪化する可能性もあるので、注意が必要です。
また、手数料以外にも契約費用や保証料などの費用がかかる場合もあります。
おすすめのファクタリング会社
おすすめのファクタリング会社は、手数料や入金スピード、審査の厳しさなどによって異なりますが、以下のような会社がよく紹介されています。
1、QuQuMo・・・手数料が0.5~1.5%と業界最安級で、最短即日入金可能。個人事業主やフリーランスにも対応。
2、ビートレーディング・・・手数料が1~3%と低めで、最短即日入金可能。取引先の信用度に応じて柔軟に対応。
3、日本中小企業金融サポート機構・・・手数料は2~5%と平均的で、最短翌営業日入金可能。公的機関なので信頼性が高い。
これらの会社以外にも、自分のニーズに合ったファクタリング会社を探すことができます。
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